今日は、飯塚に移住した時からお世話になっている方のご自宅にお招き頂いて、「卵雑煮」をいただく機会がありました。
茶わん蒸しのようにも見えますが、具雑煮や蒸し雑煮とも呼ばれるそちらのお雑煮。具材と一緒に、だしと溶き卵を入れて蒸すのだそうです。

いざ、頂いてみると…
具がわんさかでおいしーい!^^

お餅にしいたけ、水菜(本来はホウレンソウだそうです)、エビ、ブリ、鶏肉、れんこん、銀杏(和樂の銀杏をつかってくれていました!)、かまぼこ…とっても色鮮やかで、これ1杯で満腹になるご馳走お雑煮。
まさにお正月などハレの日にピッタリのお料理でした。^^
その方はルーツが福岡の秋月にあるそうで、お雑煮といえば、こちらの卵雑煮を食べてきたとのこと。
ちょっと調べてみたところ…
やはり、福岡県の朝倉市、筑前町、東峰村の一部地域で伝承されてきた蒸すタイプの雑煮だそうで、江戸時代中期に中国から長崎に伝わった茶わん蒸し料理が、長崎警備の任にあたっていた福岡藩にも広まり、江戸時代後期には福岡藩の分家・秋月藩にも伝わり、朝倉地域でも食されるようになったとか。
当時貴重な卵を使う茶わん蒸しが、正月料理のごちそうだった雑煮と合体し、さらに豪華な「蒸し雑煮」が誕生したと考えられているそうです。
そして、飯塚市のHPのふるさと料理のページにも「もち入り茶わん蒸し」として、レシピが紹介されていました!
歴史ある郷土料理が、こうして暮らしの中でおふくろの味、家の味、地域の味としてちゃんと受け継がれているなんて素敵なことですね。
そう考えると暮らしというのも、ただ単に個人的な自分だけのものとして捉えるのではなく、そうした大切なものを次の世代へと繋いでいる機会、役割があることに、改めて気付くものがありました。
せっかくなので、自分自身も卵雑煮をはじめ、先人が繋いでくれたそんな素敵な郷土料理をつくれるようになれたらいいなと思いました。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子
