昨日は昼間は小雨がチラつくこともありお天気が心配でしたが、おかげさまで、夜には雲の合間からお月様を眺めることもでき、無事に「十三夜祭」を行うことができました。

今回は「和樂(わら)」での初めてのお月見会。
十三夜は別名「栗名月」、「豆名月」とも呼ばれてますので、栗を中心に、庭の柿や銀杏などで室礼をし、皆様をお迎えしました。


皆さま揃ったら、まずはお供えするお月見団子づくりからスタートです!

こちらは、栗を入れた白玉団子。

最終的には、きのこ汁に入れ、

他にも、土鍋で炊いた栗&銀杏ごはんや、

焼き栗・・・と、

栗名月にちなんで、今回は栗三昧のお料理をみんなで楽しみました。^^

更には、豆にちなんで手づくりの「嶺崗豆腐」の差し入れを持ってきて下さった方がいたので、(実際には葛粉で作るので、豆じゃないけど。笑)

そちらも皆で大変おいしくいただきました!^^

その後は、外に出てお月様を愛でます。

今回は十三夜ということで、満月寸前の少し欠けているお月様。

丸ではないその不完全なかんじがかえって味わい深く、これから満ちていく様子にもどこか希望を感じるものがあって、なんとも言えない美しさです。
「なんか和樂の銀杏の形にも似てるね」との声もあり、栗名月、豆名月にちなんで「銀杏名月」もアリではと思いました。^^
その後は、お楽しみのライブです!

今回は、急遽ドラマーの三嶋ラッコ光博さまもジャンベで飛び入り参加!

おかげさまで、皆さんと共に秋の夜長を満喫し、多幸感溢れる時間になりました。^^
十三夜は日本独自の文化として、古くから人々に親しまれていますが、秋の収獲に感謝し、自然の恵みを再確認したり、皆で喜び合ったりする機会として、これからも十三夜のお月見を大切にし、十五夜の行事と共に子ども達に伝承していけたらと改めて実感しています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子
