昨日は、福岡県朝倉にある「大神いにしえの田んぼ」で田植えを行いました!
天気予報は雨だったので雨対策もしてましたが、なんとか天気も持ち応え、曇り空の下、心地よい風が吹く、絶好の田植え日和の中で無事に田植えをすることができました。
まずは、「御田植祭」からスタート。
田の神様をお迎えし、禅僧の星覚さんによる先祖供養から、
弊社社長による祝詞奏上、
早乙女が苗を植え・・・
皆で豊作を祈り予祝を行いました。おめでとうございます!^^
そして、いよいよ皆で田んぼに入ります。
今回は、田植え機を使わず、皆で横並びになり手植えを行いました。
子どもたち、すごいスピードです。笑
そんなこんなで、初田植えの方が多くいらっしゃいましたが、皆さん足をとられつつも楽しみながら、お昼ごはん前までになんとか終えることができました!^^
ビフォー
アフター
そして田植え後には、待ちに待ったお昼ごはん!
社長が備長炭を使って、昨年収獲できた貴重な「むかしのお米」をかまどで炊いてくれました。
田植え後の田んぼを眺めながらのご飯はおいしすぎて、みんなペロリ。^^
食後には、皆それぞれに祈りを込めて、色々な菌の棲み処にもなり浄化の象徴でもある「炭」をまきました。
最後は皆で振り返り、感想を共有し合って終了◎
それにしても、13年前に千葉県神崎にある藤﨑農場さんとのご縁をいただき、
12年間お米作りに携わらせていただいたものの、
色々な事情により、そちらの「むかしの田んぼ」でのお米作りは今年からできなくなってしまい、とても残念だったのですが・・・
昨日の御田植祭の祝詞や早乙女の姿、そして田んぼの風景や和やかな田植えの雰囲気、かまどご飯のおいしさなどから、長年続けてこれた「むかしの田んぼ」のことを度々思い出し、
ずっと続けられることはあたりまえではなく、始まりがあれば終わりがあることだったり、
これまで「むかしの田んぼ」で仲間と一緒に経験を積んできたこと、そしてその背景にあるたくさんの見守り、おかげさまによって「今」があるということだったりと…
どこか懐かしいノスタルジックな気持ちな中、大切なことに改めて気付かせて頂きました。
そして、この日本人の食の柱ともなるお米&稲作&そこから生まれる豊かな時間や関係、風景は、改めて子どもたちに繋いでいきたいものだと実感。
新たにご縁をいただいた場で、今年もお米作りができるというのは本当にありがたいことですから、「全て循環、丸ごと一緒」の初心を忘れず自然から学び、視野の広さと優しさを持って、全体が調和する場、懐かしい風景を育んでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子