新緑に包まれた5月も終わり、今日から6月。
6月の花と言えば、紫陽花が思い浮かびますが、ちょうど今日は今シーズン初めての紫陽花を目にすることができました。^^
そんな6月は「水無月(みなづき)」とも呼ばれていますね。
梅雨時で雨が降りやすいにも関わらず、「水が無い」と表すのを不思議に感じたことのある方も多いことと思いますが、水無月の「無」は、「の」にあたる連体助詞「な」であるため、「水の月」という意味だと言われていたり、
田植が終わって田んぼに水を張る必要のある月「水張月(みずはりづき)」「水月(みなづき)」であるとする説、
田植えという大仕事を仕終えた月「皆仕尽(みなしつき)」という説だったりと・・・
水無月の名前の由来は諸説あるようですが、このような由来を知る中にも、当時の人々にとって、田植えは生活を支える重要な作業であり、水は豊穣をもたらす大切な存在だったことに改めて気付きます。
今年は福岡の朝倉地域でお米をつくる機会をいただけそうですが、これまでの千葉の「むかしの田んぼ」とは、場所もやり方も苗の種類も田んぼの質も・・・色々と違うことばかりですから、
水を含め、自然への敬意を忘れずに、引き続き自然から学ぶ姿勢でお米作りに取り組めたらと思います。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子