今日も朝からチラチラと雨が降ったりしてましたが、もう6月ということで、もうすぐ「梅雨」を迎えしっとりした日々がやってきそうですね。
この梅雨という言葉、もともとは中国が語源とされていますがその由来には諸説あり、そのひとつに中国の長江下流域で梅の実が熟す頃に降る雨であることから、「梅」の「雨」と書いて「梅雨(ばいう)」と呼んだという説があります。
中国では「ばいう」と呼ばれてますが、日本では江戸時代に伝わったその「梅雨」という言葉に「つゆ」という読みを当てており、
そちらの由来も諸説あるようで・・・梅の実は長雨を経て、6月下旬頃に熟した梅の実が収穫されて「潰(つい)える」ことから、「梅雨」を「潰ゆ(つゆ)」と呼んだという説も。
そんなわけで梅雨といえば梅仕事!
ちょうど先日父からも「畑の近くの公園で梅を10個もらったので、そちらを塩漬けにしたところ、翌週には水があがって、試食したらカリカリ梅でまぁまぁおいしい」と、写真と共に連絡がありました。^^
干してないけど大丈夫なのかなとも思い調べてみたところ・・・
干さなくても、紫蘇を使わなくても、塩漬けだけで完成する一番シンプルな梅干し「梅漬け」というのがあることを知りました。(ちなみに、これを土用干しすれば「白梅干し」というシンプルな梅干しができるそうです)。
更には、シンプルに塩のみで漬けた梅は、長い期間保存できるのが特徴で、ビンやかめに入れて保管すれば10年後も食べられるし、残った白梅酢は料理にも使用できるということですから、なんだか魅力的ですね。
和樂の庭の梅も、そろそろ採り時なかんじですので、今年はこのシンプルな梅干しも試してみたいと思います。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子