先日、あけびをいただきました!
どこか謎めいている馴染みがないその食べ物。

「これ、どうやって食べるんでしょ?」と一緒にいた方に聴いてみると、「しゃぶりついて種を出すかんじ」とのこと。
見た目もちょっとグロテスクで、ひとりで食べようとはなかなか思えませんでしたが、先に食べている人の様子を確認し、ドキドキしながら一緒に食べてみることに。
ゼリーのような柔らかい食感で、酸味や香りがなく素朴な甘味で、思ったよりおいしくて、ある意味ビックリ!笑
中には小さな種がたくさん入っているので、食べづらさはありますが、果肉をしゃぶりながら口の中でより分けて「ベー」っと吐き出すのも、なんだか子どもに戻ったような楽しさも。^^
「50年ぶりにあけび食べたー」と言う方もいて、日本の伝統的な秋の果物であり、特に東北地方などで親しまれていたことも知りました。
そんなわけで、あけびに興味が湧き少し調べてみると・・・
あけびの名前の由来はいくつかありますが、実が熟すと裂開する様子が口を開けているようだから「開け実」が変化して「あけび」になったという説が有力で、
漢字で書くと「木通」。これは漢方での生薬名で、あけびは水を良く通すつる植物であることから、名付けられたといいます。
またあけびは、ビタミンC、カリウム、食物繊維など豊富で、滋養強壮や美肌効果も期待できるという魅力的なスーパーフード!
今回は実だけいただきましたが、調べてみると山形ではあけびの皮を使った「あけびの肉詰め」なる郷土料理があるようで、またあけびとの出会いがあればゼヒ試してみたいと思います。^^
かぐやかコーディネータ―
宮前 奈々子
