英彦山の「守静坊」で梅がとれたので、
今年も梅干しをつくることに!
今年で3回目になりますが、工程をおさらいすると・・・
最初に「塩漬け」をし1か月ほど置いた後で、
「天日干し」を2~3日行い、
シソもみ、「本漬け」になります。
そんなわけで、まずは塩漬けから。
【梅干し 材料】
梅、塩(梅の分量の15%くらい)、水(梅の分量の10%)
「守静坊」でとれた梅が2600gということで、塩390g、水260mlでつくることにします。
洗ってひと晩つけていた梅を、水からあげて再び洗い、濡れているうちに塩をもみこみ、(梅のへたは自然にとれるので、わざわざ外さなくてOK)
梅を漬ける容器にポリ袋を広げ、中に梅と残った塩を投入。梅にまぶされた塩が流れないよう、ポリ袋の端の方から滑らせるように水を注いでいきます。
その後、ポリ袋の空気を抜き、上の余った部分をぐるぐるねじりながら真空状態にし、折り返して輪ゴム留めをし、
更にその後、ゴムで留めたまま、ぐるぐるを反対回しで戻してしわしわ部分をひっぱり、梅酢がたまる「遊び」をつくります。(これにより、梅酢が上がって汚れるのを防げるため)
最後に、留めた輪ゴムの部分を容器から出して、ふたをかぶせて1か月ほどおきます。(梅は空気に触れるとカビてしまうので、1日1回は様子を見て、時折ポリ袋をゆすってカビを防ぐことがポイント)
ちょうど本日6月6日は梅の日だそうで、偶然にも朝サミットで「へた取りしたので、週末に息子と梅シロップ作ろうと思います」「梅買ったら、家族の誰かがつくってくれるかなー」など自然と梅の話が出てましたが、
子どもたちにもそんな日本の伝統食・食文化が繋がっていくよう、初夏の風物詩でもある年に1度の梅仕事を丁寧に大切に味わえたらと思います。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子