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わらびの下ごしらえ

先週、お隣の方にたけのことわらびをいただきました!

 

 

家でオンラインの打合せ中だったこともあり、取り急ぎ冷蔵庫に保管したのですが、その後ちょっと弱々しくなっていたので、保存方法など調べてみると、すぐにあく抜きが必要だったことを知りました。

 

あく抜きには、重曹か灰か小麦粉があればよいそうで、囲炉裏の灰を使うことに。

 

水に灰を入れて、

 

 

沸騰させたら火を切り、

 

 

落し蓋をして一晩おくと・・・

 

 

水がコーヒーのような色になるほど、すごいあく!

 

 

取り出すと、だいぶクタクタなかんじのものもあり、どうやら煮すぎたのかも。

 

 

後から調べてみると、沸騰して煮なくても、沸騰したお湯を注ぐだけでもよさそうなかんじでした。^^;

 

しっかり水洗いをして、クタクタのはすぐに使い、わりとしっかり原型が保たれている分はタッパーに。毎日水を変えれば1週間ほど食べられるそうで、たけのこと一緒ですね。

 

 

それにしても、わらびやぜんまい、こごみの見分けもつかない私でしたが、今回いただいたことで、わらびは先端が小さく2〜3つに枝分かれし、こぶしのような形であることなど、何となく分かった気がします。

 

 

あとは、わらびもちの原料となるわらび粉は、このわらびの根からとれるデンプンを乾燥したものだそうです。

 

わらびもわらびもちも食べたことはあるものの、知らないことだらけ。

 

春になって「山菜山菜!」と喜んでいただいているわりに、このシダ系植物の違いも含めよく分かってませんでしたが、おかげさまで今回わらびとの距離感が近づいたような気もし、せっかくなので来年は自分でも山菜摘みにいきたいなぁと感じています。

 

それにしても、やっぱり食べているだけでは意外と分からず、こうして下ごしらえやお料理することで知ることも多く、子どもにとっても大人にとっても、体験の大切さ、そして体験できる自然環境を守っていくことの大切さも改めて感じています。

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子