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自然にも作り手にも

昨日は、1ヵ月ぶりに実家の畑にいったところ、梅の花がすっかり見頃に!

 

 

 

今日は節分で明日からは立春ということもあり・・・色々な植物の芽吹きも発見できたりもして、やっぱり自然に目を向けてみると春の兆しを感じますね。^^

 

 

今年は暖冬ということで、小麦も例年に比べ、成長が早いような気がします。

 

 

そんな中で、以前父が近くの畑の人たちに早生(わせ)玉ねぎの苗を配っていたそうですが、ある方は、ビニールマルチをしていたので、うちの畑のものより育ちが早いことが分かり、

 

【我が家の玉ねぎ】

 

【 ビニールマルチをした玉ねぎ】

 

「同じ苗なのにあんなに大きくなるなら、半分はビニールをしておけばよかった。」となにやら悔やんでいる様子。

 

どういうことなのかよく聞いてみると、同じ時期にいっぺんに育つと、なかなか食べきるのも大変だけど、収穫時期がずれてくると、偏らずにまんべんなく新鮮なものが頂けるということ。

 

そう考えると、我が家では子どもの頃から父の家庭菜園のおかげで野菜が豊富で、食卓にも毎朝サラダなどたっぷり出てましたが、

 

よくよく畑を見てみると、父は「この部分はビニールをかけ、この部分は後から種をまいて、この部分はビニールをかけずにそのままにして・・・」などと、絶妙な温度管理や種まき時期を図り、長い期間にわたって収穫できるような工夫をしていたのです!

 

 

 

あたりまえのように食べてるだけでは気付かないこの苦労。^^;

 

自然の恵みへの感謝は勿論ですが、こうした作り手、生産者、見守り役への感謝も忘れずにいたいものです。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子