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室礼から見えてくる

昨日は、室礼のお稽古でした。

 

今回のテーマは「冬至」。

 

 

室礼と出逢いもう5年ほどになりますが、今でも室礼をする中でよく陥るのが「どうやったら美しく飾れるか」という目線になっていて、そもそも大事にしたい、子どもたちに残していきたいと思っていた感謝や供える心というものが置き去りになってしまうこと。

 

収穫した一番おいしいものを神様に感謝してお供えする・・・という心・行いがあたりまえのように日常の中にあった先人たちのようにはなかなかいかず、自分にとってはまだまだとても難しいことを実感するばかりです。^^;

 

ただ同時に、難しいからこそこのような行いを続けていくこともとても大事なことのような気がしています。

 

そういう意味では、自分にとって室礼は、そんな自分自身の不自然さにも気付かせてくれる環境のひとつにもなっているようです。

 

自然から先人から学び続け、自然と共に暮らしていた日本人がもともともっている美しさ、謙虚さを少しでも子どもたちへと繋いでいけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子