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調和の美

昨日に引き続き、聴福案の天井の竹炭貼りの話からです。

 

 

昨日は「不揃いの美」についてでしたが、

 

◆不揃いの美
http://www.caguya.co.jp/kurashi/16804.html

 

今日は「調和の美」について。

 

・・・というのも、この竹炭貼りはひとりではなく別のクルーと一緒に、両端から真ん中に向かって場所を分担して貼っていったのですが、

 

自分が最初に確認したイメージや間隔で美しく・・・と思って貼っていても、それが実際に一緒にやっていたクルーの貼り方と違っていたりすると、全体から見た時にバランスの悪さが生じることを実感。

 

まめに声をかけ合ったり、相手の貼り方や進め方などを見たりしながら進めていたため、幸い早い段階でそのバランスの悪さに気付け、すぐに自分の貼り方を相手に合わせたり修正することができたのですが・・・

 

そう考えると、いくら自分の持ち場を、自分が思う美しさを追求して進めていたところで、それだけ見れば確かに美しくてもそれは自己満足だったりして、全体を見た時にはなんだか違和感を覚えるものなのかもしれず、むしろ、相手に合わせたり周りを見ながら進めていくことで、周りと調和した全体から見た美しさがあることを感じます。

 

身近な仕事におきかえても、自分の思う美しさや正しさ、よさ、好みなど・・・それぞれにいくらでもあるものですが、せっかくチームや組織で進めているわけですから、自分のこだわりを優先するのではなく、全体を見ることや、全体での優先順位、皆で目指すゴールイメージなどを握った上で、皆にとって全体にとって、心地よい、調和した働きを大事にしていきたいものです。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子