先日、新しい郷土料理の「高菜蒸し」を食べる機会がありました。

この高菜蒸しは、約3年間かけてこの地域の在来種の日子高菜をどうやったらおいしく食べられるかと開発してきたものです。
高菜蒸しのご飯も、無肥料無農薬のお米を使っていますが、自分たちで丁寧に手掛けてきたものはどれもおいしく感じるものがあります。
現代は、すぐに調味料を使って味をつくっていきがちですが、昔の人たちは、どうやったらその素材をおいしく食べられるかを追求し、極力素材の味で料理をつくっていたように思います。
そこには食材に対する感謝と尊敬と深い愛情があったからではないかと思います。
そういう意味では、この高菜蒸しも、昔ながらの素材の味がしっかりと感じられよくよく噛みしめられるようなおいしい料理になっています。
伝承されている味があることに、改めて感謝しつつ、この「高菜蒸し」が新たな郷土料理として定着することを願い、伝承していけたらと思います。
かぐやかコーディネータ―
宮前 奈々子
