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みんな生きている

昨夜から、また福岡の古民家「聴福庵」にきています。

 

そして今日は「暑くなる前に」と、朝から福岡農園の田んぼの草取りに。

 

そんな農作業に臨む前、朝食にサンドイッチとカフェラテを口にしていると、「草取りの前にカフェラテ飲むなんて信じられない!お腹にもたれるよ。これだから東京女は分かってない。」などと、周りからのまさかの冷ややかな声・・・^^;

 

それにもめげず? 田んぼに向かうと、近くにはイノシシが土を掘っくり返した痕跡が!

 

 

そして「いざ草取り!」と、田んぼを目の前にしたところ、取るべき草が分からなくなるくらいの驚くほどの草の量&威力!

 

 

また、元気なのは草だけでなくトンボやクモ、バッタやハチなど色々な生き物も!

 

途中、アブにおそわれ田んぼを離れたものの、ひととおり目立った草をとり終え・・・

 

 

最後に、男性陣がイノシシよけの柵と、スズメよけの釣り糸を設置し、実りにむけての準備が整いました!

 

 

草取り中は「こんなに出るの?!」と驚くくらいの汗をかき、そんな慣れない暑さの中での労働からか、ちょっとした頭痛を感じていると、「熱中症かもよ?! カフェラテ飲んだからじゃない?!」とまだ言われる始末。笑

 

それでも少し横になったら回復し・・・色々な意味で「生きている」と実感できるものが、ここでの仕事にはある気がします。^^

 

それこそ、聴福庵にくると、目覚めひとつにおいても「目覚まし時計」ではなく、庭に住んでいる2羽の鳩とあちこちから聞こえるセミの鳴き声で起きたりして、生き物の存在を感じずにはいられませんが・・・

 

東京の生活では気付きにくいものの、やっぱり私たちは人間だけではなく、沢山の生き物と一緒に「みんなみんな生きているんだ。友達なんだ。」と、思わず「手のひらを太陽に」の歌詞が思い浮かぶほど、豊かな繋がりの中に存在していることを改めて気付かせてもらっています。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子