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黒モチキビ

昨日は稲について発信させて頂きましたが、

 

◆その後のその後
https://www.caguya.co.jp/kurashi/50034.html

 

稲だけでなく、田植えの際に頂いた「黒モチキビ(黒モチトウモロコシ)」も畑で種を蒔いたものが育ち、先端の髭が枯れ始めたので、収獲して父と一緒に茹でて食べてみることに。

 

 

 

こちらのモチキビ、見慣れないとちょっとビックリの色合いですが、ツヤツヤピカピカしたかんじはとても美しい! よくある黄色のトウモロコシ(スイートコーン)のような甘味はなく、食感がモチモチで穀物感たっぷり。そして食べるほどになんだかクセになるおいしさでした!

 

田植えの時に頂いた種に比べると黒色が薄くまばらですが、どうやら交雑した可能性があるようですね。^^;

 

せっかくなので、そんなモチキビについて調べてみると・・・

 

イネ科の一年生草本の雑穀で、穀物の中で一番低カロリーと言われ、良質なミネラル・たんぱく質を含み、特に鉄分・亜鉛・マグネシウムが多く含まれているといいます。

 

スイートコーンは「アミロース」を多く含んでいるため甘味が強いですが、こちらモチキビにはほとんど含まれておらず、代わりに「アミロペクチン」と呼ばれるデンプンを多く含んでいるため、モチのような粘りを感じる事が特徴といいますから、まさにですね。

 

起源は中国のようで、突然変異により偶然できた品種だそうで、もともと日本では全国で栽培されていたものの、昭和40年代からハニーバンタム、ピーターコーンというように、甘くて皮が柔らかい種類のトウモロコシが流通し、いつの間にかモチキビは消えてしまったそうです。

 

この原型ともなるモチキビは今ではむしろ貴重なものですから、ぜひチャンスがあったら食べてみたりつくってみたりしてみるのもよいと思います。^^

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子