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初物

昨日は結友の方々に「九州ではちょっと有名なのでゼヒ」と生餃子を頂いたり「初物なのでよかったら」とタケノコやフキなどをいただきました。

 

そんなわけで、早速夕食にいただいたところ・・・おいしすぎてビールが進む!^^

 

 

また、初物だというタケノコやフキは既に面倒な下処理だけでなく味付けもされそのまま食べられる状態でいただき・・・思わず母を思い出すかのようです。

 

 

ちなみに昔から、初物は縁起がよく福を呼び込んでくれると考えられていたり、「初物七十五日」(初物を食べると寿命が75日のびる)という言葉があるほど、他の食べ物にはない「生気がみなぎっている」とされ「食べれば新たな生命力が得られる」ということですから、本当にありがたいことです。

 

季節の初めに採れ、その季節に合った栄養が詰まっているというわけで、

 

春の山菜は代謝を良くし、暖かくなり始める気候に合わせて体を整え、

夏は暑さに負けないよう、体を冷やしてくれる食べ物が増え、

秋は冬の前の蓄えとして、栄養がたくさん詰まったもの、

冬は寒さに耐えるために、体を温めてくれる食べ物があり・・・

 

こうして初物を食べることで季節に合った体作りが自然とでき、健康的な生活と共に、だんだん体も丈夫になり、長生きできるなんて・・・すごいことですね!

 

現代では、栽培技術の進歩や、輸入食材などのおかげもあり食べ物に困ることもなく、またその反面で旬も分かりにくくなったりしてますので、改めて初物、旬なども意識しながらありがたくいただきたいと感じています。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子