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七草粥 ~2021年~

昨日1月7日は「人日の節供」ということで、七草粥をいただきました!

 

 

東京暮らしをしていた時は、だいたい「七草セット」なるものを購入してつくってましたが・・・

 

◆人日の節供
http://www.caguya.co.jp/farmblog/other/p1202

 

今年は実家におり、畑の大根やかぶなど野菜が豊富にあったので、八百屋やスーパーに買い出しにいくことなく、手持ちのものでつくってみることに。

 

 

本来、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)のことを「春の七草」というそうですが、(年に一度だからか、何年経ってもいっこうに覚えられません・・・^^;)

 

今年の我が家は「スズシロ、スズナ、水菜、小松菜、ネギ、白人参、シイタケの軸」の7種類の七草粥をいただきました。

 

シイタケの軸は、草でもなければ野菜でもないのですが、そもそも日本には、7種類の食材を食べることで健康を願うという考えがあったそうで、実際に、山形では納豆を入れたり、福岡では高菜を入れたりと、地方や時代によって、七種粥や七草汁などと呼びいただいていたという話もあるようですので、よしとしましょう。^^

 

七草粥には、お正月の祝膳やお酒で弱った胃腸を休めたり、冬に不足しがちな生鮮食品を採ってビタミンを補ったり、節供料理を食べることで一年の無病息災を願うなど色々な意味があるかと思いますが、「旬の恵みの力を借りて健康に」というのは、身体にもしっくり馴染む感覚もあり、改めて理に適っているなぁと感じます。

 

そして、このような長年続いてきた習慣、先人の智恵はやっぱりすごいなぁと感じるからこそ、改めて子どもたちにも残していきたい風習だと思っています。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子