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距離感

これほどまでに、家族みんなと一緒にいる時間を持ったことはありませんが、お陰で色んなトライ&エラーで家族で過ごすことの距離感やノウハウを学べているように感じます。

 

面白いことに家族は効率を求めていないことに気づきます。

 

勉強をするには子ども部屋で勉強した方が集中できるのに、そうしない時があります。それは勉強することに対して、しんどさを共感してもらいたかったり、一人でやりたいけれど、存在感は感じていたかったり、教えてもらいたかったり。

 

効率的にやるよりも、心地よく楽しくやりたかったり、つながりの中でやりたかったりするときも多々あるのだということ、その空気感を感じられるようになりました。

 

また、家族はみんなの総和でできているので、先ほどの空気感の中でも、それが他の誰かのやりたいことと抵触する場合はまた違った距離感を作らなければなりません。

 

それぞれの居場所があってもわざわざ同じ場所に居ようとするということは、人は大変ながらも人と人との関係性の中で生きて行きながら、その中に「幸せ」や「豊かさ」を求める生き物なのかもしれません。

 

そう思うと、やはり「見守る保育」で子ども同士の関係性や大人と子どもとの関係性を育んでいく「共生」や「貢献」といった理念や環境づくりは、生きることの「幸せ」や「豊かさ」を作りだす大切な取り組みなのだと感じます。

 

 

ミマモリスト 眞田 海