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ものつくり

息子が10月から続けてきた臼(うす)作り。木を切り出した頃が大分昔に感じられますが、足を運ぶたびに少しずつ形を縁取り、地道に削り続けて、ようやく完成。1月にその臼を使って餅つきが実現しました。

 

もちろん1人の力ではなく、たくさんの友達や大人がサポートしてくれて出来上がったもの。そして、きちんと自分の時間と力も加えて出来上がったもの。その形はやや歪であろうと、使い勝手がやや異なろうと、味わい深いものであったことは違いありません。

 

普段の生活では便利なものに囲まれ、必要なものは家に居ても手に入ります。そんな中でモノを実際に作ることで、どれだけの人・時間・力が集まっているかを体感しました。

 

描くことは容易であっても創ることは難しい。それでも人・アイディアを集めて…時に手法・道具・環境を変えて…根気強く続けることで徐々に出来上がっていきます。

 

やりたい!を実現するために諦めないこと。そんな丁寧な積み重ねを繰り返す経験は、大人も子どもも生きる力へと繋げていけるような気がしています。

 

 

エールキーパー
秋山 有紀子