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海の日2018

本日は「海の日」ということで、今年も友人が暮らす千葉県館山へ遊びに行きました!

 

 

「海の日」は海に囲まれた島国である日本ならではの祝日であり、他の国にない唯一のものだそうで・・・「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨とし、1996年から施工されたものですが、もともと1876年(明治9年)、明治天皇の東北地方巡幸の際、それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、「7月20日」に横浜港に帰着したことにちなみ制定された「海の記念日」が由来といいます。

 

そして、2003年からは「ハッピーマンデー制度」により、7月の第三月曜日に移動し、それから15年経つわけですが、3連休化によって海の日の意義が薄れ、単なる休日の一つに過ぎなくなってきているのではないかとの懸念も出てきているようです。

 

更に、2年後の2020年東京オリンピック競技大会では、開会式と閉会式を休日化して、産業活動や暮らしへの影響を最小限に抑えようと、その年だけ7月23日(木)を海の日、開会式当日の24日(金)を体育の日、8月10日(月)の閉会式翌日を山の日を移動させる法律が成立したそうで、

 

国を挙げての事業のためとはいえ、時々の都合で日付が動く中、祝日の本来の趣旨をますます損ないように注意が必要かもしれませんね。^^;

 

3連休が減れば、観光関係者の経済損失など考えられたりもしますし、色々な立場から見ると色々な意見があるのが普通ですが、だからこそ判断軸がないままにそれぞれの立場から発言していてはますます対立していくのでは・・・と、そのこわさも感じ、そういう意味では、そもそもの目的に立ち戻って判断することが、大きな目で見た時に私たちを助けてくれるように思います。

 

それは会社組織においても共通しますが、立場が先立っている時こそ、そもそもの目的や理念に立ち戻って、皆が歩み寄り理解が得られるよう「全体快適」から対話をしていくことを大事にしたいものです。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子