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お手入れ

本日は「BA(場の道場)」にて「古民家と暮らしの甦生勉強会」が行われました。

 

◆古民家と暮らしの甦生勉強会のお知らせ
http://www.caguya.co.jp/news/32931.html

 

2回目となる今回のテーマは「発酵技術による保存」ということで、柿渋、渋墨、漆などの伝統塗料についてのレクチャーと、

 

 

 

その後は、実際に参加者の皆様がテラス部分の簾やサウナ部分の大きな桶などを柿渋で塗っていき、

 

 

 

 

発酵技術を活用していくことで、家を長持ちさせる仕組みを学んでいきました。

 

体験後の振り返りによると、皆様、単に塗料を塗るということではなくお手入れをするという体験に、楽しさや懐かしさ、心が豊かになる感覚などあったようで、「ゼヒ子どもたちに伝えていきたい、子どもたちと一緒にお手入れしたい」という声も。

 

社長からも「昔先祖は全ての地球上のものを資源だと思って大事に使っていた。そしてそれは、みんなの資源であり、人間が搾取すると、周りの虫や動物が全滅してしまうから、極力周りの生き物の邪魔をしないようおもいやり、大事に使っていた。」という話がありましたが、

 

おかげさまの世界、おもいやりの社会が循環していくよう、自分自身は勿論、子どもたちにもこのような日本の伝統文化の智恵や発酵技術を活用したお手入れの場、暮らしを繋いでいく働きができたらと、改めて思うものがありました。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子