暮らし

BLOG

毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

暮らし

花祭りの室礼 ~2022年~

昨日4月8日は、花祭り(灌仏会)、お釈迦様のお誕生日でしたが、先日の室礼のお稽古でも「花祭り」の花活けを行いました。

 

 

お花は、桜や木苺、アイリス、キク、麦など・・・春の植物がいっぱいです!^^

 

お稽古の中では、

 

最初に枝物のお花などを自由に入れてしまうと、その先のお花を入れる場所が限られて大変になることを通して「自分さえよければ」ではダメだなぁと気づくことや、

 

お花屋さんが送ってくれたお花を見て「黄色の花ばかりでつまらないなぁ」などと、自分の好き嫌いを主張する前に「プロのお花屋さんがそれをなぜ選んだのか」「春の最初の色だからかな?」「全部一緒に咲かずに順番で咲くような花を組み合わせたのかな?」というようにまずはプロから学ぶ姿勢を持っておくこと、

 

自然界を見ると枝物の中で草物が守られていることがわかるとおり、ひとりだけではダメで、いろんなものがたくさんあった時にどれだけ仲良くさせられるかというのは、お花のお稽古において大きなことで、家に見立てた花器の中で調和がとれているのはいいお花であることなど・・・

 

先生のお話や、実際の花活けで感じるものがたくさんありました。

 

そういう意味では、お花を美しく上手に活けられるようになどの技術向上の方に目が行きがちですが、まずはそういうことの前に、花活けを通して生き方を磨いていったり、自然から学びお花屋さんから学び・・・と、とにかく我を横に置き、素直に学び取っていく姿勢が、とても大事なことのように感じました。

 

そして先生からも「学校の学習とお稽古は学ぶ内容が違うので、ふたつのチャンネルをもちましょう。」とご指導いただきましたが、どこか学習の方に偏りがちにもみえる現代社会において、なおさらお稽古のすごさとその重要性を感じ・・・子どもたちにとってもますますこういう学びの場が必要になってくるのではと感じるものがありました。

 

そういう意味では、子どもたちにそのような場を繋いでいくためにも、今の古民家での暮らしを通して日頃から自然をよく観察し、自然や昔のことから学びながら、今なすべきことは何かを考え行いに移していくことを心がけ、日々お稽古の気持ちで、過ごしていけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子