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夏季実践休暇

前回のブログで発信させて頂いたように、今年のお盆は東京の自宅で過ごすことになりました。

 

私たちなりのお盆

 

小さな飾り台を用意し、子どもたちにも協力してもらい、ささやかではありますがご先祖様をお迎えする用意ができました。

 

(お花を用意し忘れてしまい、そこだけ洋風ですね・・・。それに簡素すぎましたね・・・。)

 

精霊馬にとうもろこしのひげでしっぽをつけたのは実家の風習の伝承です。

 

実家といえば・・・「お盆は出掛けるための休みじゃない!」と昔から口酸っぱく言われていて、「迎え火と送り火は必ず参加する」という暗黙の了解があり、自分で言うのもなんですが難しいお年頃になっても面倒だとは感じず、そういうものだと思って育ってきたことは有難いことだと感じています。

 

今年は東京の自宅マンション前で迎え火・送り火をしましたが、通り過ぎる人たちは珍しいものを見るような視線でしたし、まわりでも火を焚いているお宅は一軒もなく、こんな所で火を焚いて・・・と、なんだか悪いことをしているような気持ちになってしまいました・・・。

 

東京では旧暦の7月にお盆を迎えるからかな?とも思いましたが、7月にも見たことはないので、地域によって習わしはそれぞれなのだと改めて感じさせられました。

 

今までは実家のある長野のお盆の風習しか知りませんでしたが、東京は色々な場所から人が集まり、文化も集まりますので、皆さんそれぞれの供養の仕方をしているのかもしれませんね。

 

“郷に入ったら郷に従え”という言葉がありますが、まずは住んでいる土地にどんな文化や風習が残っているかは知っておかないと従うかどうかも決めることができないですし、今住んでいる地域についてもっと勉強したいと感じています。

 

 

来年以降のお盆をどこで迎えられるか分かりませんが、いろいろな供養の仕方があるのだということも含め、子どもたちにも文化を伝えていきたいと思います。

 

 

美化コーディネーター

眞田 由莉