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ほうき

先日、室礼のお稽古にいくと、「七五三」がテーマということもあってか、先生のご自宅には紅く色づいたほうき草が飾られていました!

 

 

初めて目にしましたが「ほうき草」という和名は、その名の通り、枯れた枝をほうきに利用していたことにちなんでだそうです。

 

 

社内の室礼の千歳飴の化粧袋にも、子どもの姿をした姥(うば)がほうきを持っていますが、こちらは、病や災難をはき捨てて、元気に育ってほしいという願いの象徴。

 

 

思えば、赤ちゃんの誕生から七五三の行事までに色々なお祝いがある中で、自分自身、最初の記憶に残る思い出は「七五三」だったような気がしますが、

 

そんな風に人生の節目や季節の節目に、両親含め多くの願いや祈りの中で大人になり、今もなおこうして元気に過ごさせてもらっていることを思うと、本当にありがたいことだと感じます。

 

そして改めて、こうした願いや祈り、感謝が循環していく通過儀礼、年中行事の本質を学び、子どもたちに残していきたいと思うのです。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子