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自分に矢印を向ける

最近、保育現場で「ミマモリングソフト」を使いながら、先生たちに子どもの発達チェックしてもらうワークショップを行っています。

 

 

最初は、眼差しを子どもに向けて「子どもができたかできないか」と発達チェックを行ってもらい、

 

その後は、チェックがつかなかった発達項目に対して「子どもの発達を促す環境を用意できているかな」など、矢印を子どもではなく自分に向け変えて、話し合いを行ってもらっています。

 

そうすることで、「こんな環境を用意してみよう」などと、自分にできることが見えてきたりするからか、誰のせいにする必要もなく、先生の顔も気持ちもなんだか明るくなって、前に進みやすくなったりするのを目にすると、

 

ちょうど先日から「一円対話」について自分なりに改めて深めていることとも重なって・・・

 

一円対話も発達チェックも同じく「自分に矢印を向ける」ことは、周りを責めたり自分を追いつめることではなく、明るい希望を見つけ次に向かうような気がします。

 

そしてもっと言えば、自分自身が生きていく中、働いていく中で、何か問題と思われるようなことがあった時も同じことが言えるのかもしれません。

 

それぞれの人生において、それぞれ自分自身がその人生の主人公なわけですから、周りや環境のせいにしたり、自分の人生をあきらめない姿勢を、子どもたちに見せていけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子