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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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磨きを通して

昨日に引き続き「暮らしフルネス体験」からになりますが・・・

 

◆心の豊かさ
https://www.caguya.co.jp/kurashi/41687.html

 

 

他にも、先生たちの感想をご紹介すると

 

「本物に触れると、体とか心とかが『いいなぁ』と分かるし、家をひたすら磨きながら、何も考えず無になれた。日頃は時間もないし、自分の家も掃除とかしたことないけど・・・

 

磨くのは掃除とは違う感覚で、自分の大切な自転車磨きをする時と同じ感覚になる。持っているもののよさを引き出すかんじで、子どももそうなのかもと思った。ほこりをはらうだけではいけない。ほこりをはらってあげて、見せかけだけよくして、その場だけよければいいと保育したらダメで、子どもが持っているものを保育士が磨いていかないとと思う。その子が持っているよさを。

 

磨きながら、木ひとつでも木目とか全部違うことに気付く。子どもも同じく一人ひとり違う。そういうことは、保育士じゃないとわからないところがあると思うから、結局磨いてあげないといけないと思う。

 

普段の保育を考えると、子どもの力を引き出していくこと。保育士は子どもに教える存在ではない。教えるというのが非常におこがましい、という感覚になる。子どもと共存し、一緒に暮らしていく中で、普段の暮らしが人生の豊かさとなるように、お互いにそういう空間をつくっていくのがいいと思う。

 

心の安らぎとなるにはどういう空間にするのかを考えた。今回、原点に返った。そういう気持ちを子どもたちや他の職員にも味わってほしい。不思議な感覚。園は『心の故郷になれるように』を目指しているので、そういう感覚にどうやったらなれるのか。保護者も巻き込んで考え、つくっていきたい。」

 

・・・と、本物に触れたり磨いたりなどの体験を通しての気付き、学びがたくさんありました。

 

一方的ではなく一緒に、お互いに。一人ひとり、一つひとつ違っているその存在が持っているよさ、徳を磨き引き出していくこと。自分自身も改めて大事にしたい感じました。

 

それにしても、福岡に移住してからも「子ども第一義」の理念をもとに、ご縁を頂いた新たな場、人たち、仕事内容等、色々と選ばずに働いていく中で、自分自身に迷いがあった時も「間接的に子どもたちに繋がっている、長い目で見れば子どもたちに還元されている」と思いながらのどこか必死な毎日でしたが、

 

こうして園の先生たちを通して子どもたちに繋がっていく道が見えてくるのは、なんだか報われるというか、手応えがあるというか、本当に嬉しくありがたいことです。^^

 

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子