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ランニングストーリー④(基礎体力)

走り始めて約半年、走ることに身体がだいぶ慣れてきました。

 

走り始めた頃は、イメージではもっと走れる姿を想像するのですが、実際に走って見ると思うように体が動きません。

 

それはそのはずで、高校を卒業して10数年、あの頃のようにはいかないことは分かっているものの、走れるイメージだけが残り、走れない自分にやはりショックを受けます…

 

それでも、日々続けていくと今の自分の実力が分かってきます。そして何より徐々に走れるようになり、速く走れるようになってきている実感もあり、走った分、速くなるというのは、走ることの一つの醍醐味だと感じています。

 

高校生の頃は、2日走らないだけでも違和感を感じ、怪我などで1週間走らないものなら、走り方を忘れるくらい身体が鈍る感覚がありました。スポーツをしていた方ならお分かりになる感覚かと思います。

 

今は23日間が空いたくらいでは、そう変わりませんが、それでも変に間が空くことは避けたいと思い、少しでも時間があれば5キロくらいでも走りに行くようにしています。

 

体力について調べて見ると、運動を何もしていないと筋肉力は20歳をピークに年1%ずつ落ちていくそうで、高校を卒業してから特に何もしていなかったので、計算すると13%減っていることになり、そりゃ~走れないかと納得しつつ、このまま何もしていなかったら、どんどん減っていき、歳のせいにしていたのだろうなと思います。

 

走り方を忘れたのではなく、基礎体力が落ちていることに気付いたという意味では新たな発見で、体を動かしていないと、鈍って忘れたかのようになりますが、継続していると感覚が戻ってくることを感じます。

 

子どもの頃の記憶も大人になり、思い出すことがないと忘れたかのようになってしまいますが、思い返してみると、昔のことを思い出し懐かしく、温かな気持ちになることがあります。

 

体も昔の記憶も思い出すと温かくなります。高校生の時のようには走れませんが、練習に明け暮れたあの時の気持ちを大事にし、今は今できる走りを大切にしていきたいと思います。

 

ミマモルジュ
奥山 卓矢