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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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聞きたいのは、そこか〜!

新型コロナウイルスが感染拡大が広がっていた約1ケ月前のことです。

 

「ミマモリングソフト」を活用頂いている園の先生方から、こういう時だから、一人ひとりの園児の発達をじっくり見ることが出来る!とソフトの活用を深めている先生方がいらっしゃいました。

 

日頃、忙しくて中々じっくり、ソフトのチェックが出来ないとお聞きすることが多いため、いつもと違った反響を頂きました。その中で、乳児の個別計画をソフトの中で活用できませんか?とお問い合わせ頂きました。

 

実は「ミマモリングソフト」のコメント欄を活用すると、個別計画としても活かしていけるため、ソフト内に資料をダウンロードできるようにしてあるのですが、より分かりやすく! そして、お問い合わせ頂いた声から、自分たちの働き方も変えていこう!ということで、早速動画撮影を始めました。

 

カメラの位置やライト、しゃべり方や話すスピード、色々なことに気を配り試行錯誤しながら、そして、何度も撮り直しながら第一号が完成しました!ちょうど、社内で完璧よりも、完成を!というキーフレーズが話題に挙がっていたため、その精神で行いました。

実際に先生方に動画を観て頂いてから、内容を見直そう!ということでまずは動画をお送りすることに。

 

後日、動画を観て頂いた先生方の感想をお聞きすると、「内容、分かりやすかったです! ただ、課題と配慮の所で一回区切った方が職員には伝わりやすいと思います!」「評価を書くときは、ソフトのどこを操作するかを別で撮った方がいいと思います!」など、たくさんの意見を頂きました。

 

そして、話を伺っていくと、「幼児でも毎月チェックをして、コメント欄を書くようにしたのですが、他の園はどうしていますか?」「チェックの時間はどうやって設けていますか?」と、私としては、聞きたかったのは、そこか〜!という感じで、動画には全く入っていない内容の部分が、先生方がにとっては気になっているところなのだと教えて頂きました。

 

他園の事例や、コメントは書き続けなくても、一覧でデータが残っていることをお伝えさせて頂きました。

 

どんなに一人で動画を作り込んでいても、その視点は持っていなかったと思うと、やはり完璧よりも完成!そして、見て頂いて意見を頂くというプロセスがいかに大事だったかということに気付かされました。

 

「動画を使うと、先生たちの研修にもなっていいです!」という言葉を頂きました。保育書類という保育現場での悩みの一つを「ミマモリングソフト」を通して、改善されかつ園内研修にも活用頂けるよう、尽力していきたいと思います。

 

ミマモルジュ

奥山 卓矢