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思いやり溢れる研修

先日、ある保育園にお伺いして、数名の職員向けに、子ども一人ひとりの発達チェックができる弊社の「ミマモリングソフト」を使った体験型研修を行いました。

 

その数週間後、研修を受けた職員さんが準備を進め、園内研修として全職員向けに自分たちだけで同じ体験型研修を行ったのですが、その報告をお聞きして大きな驚きと感動がありました。

 

・・・というのも「一緒に働く仲間と共に、より学び深い時間になれば」という想いから、こちらが使っていた研修資料に色々と加え工夫をされていたのです。

 

例えば、園内研修の目的を自分たちの言葉に変え皆で握り合ってからスタートしたり、「場が和むように」と先生や子どもの写真などを資料に入れたり、先に研修を受けた際に「日頃の発達チェックを行う上で、これは工夫できそう」と思い取り組んでみたことを例にあげ紹介してみたり。

 

 

研修というと、外部に行ったり園内に講師を呼んだりと、色々なスタイルがあるものですが、与えられた研修、やらされる研修ではなく、こうして自分たちの研修として、目的を捉え、仲間のことを想い組み立てる研修というのは、何よりも温かく自分たちに合ったものになり、

 

そんな仲間を想う眼差しは先生たちが子どもに向ける眼差しに通じるものを感じましたし、そんな先生たちの姿は、園の保育目標でもある「自分らしく 意欲的で 思いやりのある子どもを育てる」に繋がっていることも感じました。

 

また、忙しいと心を失って相手不在になる仕事にもなりがちですが、こうして相手を想うことで、かえって心の余裕を取り戻せることも学ばせて頂き・・・私自身も、先生たちの思いやり溢れる研修を見習って、心ある働きを大事にしたいと改めて感じています。

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子