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嬉しいの循環

昨日に引き続き、セミナーでの藤森先生のお話についてです。

 

 

「オープン保育に際して、大きい子がつくった積み木や制作物など、0歳の子が壊してしまわないか心配です」というような質問に対して、

 

藤森先生は「それも学び」ということもありますが、そもそも一生懸命つくったものは、小さい子でもわざと壊したりしない。壊しても大人が先に介入することではない・・・と。

 

以前実際に、園でもそんなシーンがあったそうで、その時大きい子は「今度から気を付けてね」と言ったそうです。

 

なんでか聞いてみると「わざとじゃないってわかるから。わざとなら怒るけど、間違ったなら怒らない。それに自分も小さい時にわざとじゃないけど壊してしまったことがあって、その時に許してもらって嬉しかったから」と。

 

自分がしてもらって嬉しかったことが、こうして繋がっていくというのは、なんとも素敵で自然なことですね。^^

 

大人になっても、間違うシーンはけっこうあると思いますが、それがわざとではなく悪意がなかったら、こんな子どものようにさらっと許したいものですし、自分がしてもらって嬉しかったことはどんどん周りの人にもしてあげられたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子