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誇り

一昨日は請求書や納税、竹取新聞などの発送準備の大詰めの日ということで、

妻と出社し社内でいそいそと仕事をし、終わったのは20時前。

 

ふと妻が

 

「そういえば、東京アラートって20時になると赤に点灯するんだっけね」

 

というので見てみると、

 

19時57分だったからか、青い都庁が。

 

 

そして、自転車に乗り込み20時を過ぎると、ほんとに赤くなっていました。

 

 

 

東京アラート不思議ですね。

 

アラートするけど、他の国のように何かを強制したり、罰金を設けたり、法的拘束力を作らない。

 

総じて、国民の良識に訴えかけ、国民が自らそれを選択し、自らの意思で協力する。

 

自分がかからないように。無自覚のうちに誰かに移さないように。自分のためだけでなく、誰かのためにと自分の行動を自ら自粛する。

 

国民の主体性を信じ、環境を用意し、そしてそれに国民が応える。

 

やってあげる保育ではなく、見守る保育のようなその考え方と、関係性。

 

とても誇らしいことだと思います。

 

先日、自宅近くの駅前で20分ほど人間観察をいたときの事。

何人の方がマスクをしていないかなーと数えてみると、157名中8人がマスクを着けていませんでした。

 

昨日のオフィス街となるとつけていない人は歩行者に限っては85人に1人というくらいでした。

 

自転車だと率があがりますが、歩行者を数えていたので数えられず。

 

マスクに効果があるかどうかは別として、そうやって今、自分が出来ることで協力したり、賛同する、空気を読んで強調するというのは、日本の悪いところのように思われていますが、いい悪いでもなく、国民性や個性なのかもしれません。

 

もちろん、全員がというわけでもないですし、全員がそうじゃないことも悪いことだとは思いません。しかし、長年のこの国の暮らしが培ってきた文化風土がいまもここにあるということ。私はそこに誇りを感じます。

 

ミマモリスト 眞田 海