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社内木鶏~2020年5月~

今月は到知の5月号の記事の中から、この方の記事を選びました。

 

 

 

(「社内木鶏」については下記をご覧ください)

 

https://www.chichi.co.jp/study/contentsstudy/shanaimokkei/

 

今回、高野登さんの記事を読んで、高野さんの人生から「プロ」という言葉と「超一流」という言葉を学びなおす機会を頂きました。私は今まで、「プロ」とは何だろうかとあまりよく分からなかったのです。お金を貰って仕事をしていればプロだとすると、私は入社した瞬間からプロです。辞書を見れば本職とすることとあります。本職とするというのは何かということです。それと同時に、「一流」という言葉も、一流の企業とはなんだろう?!一流の人とは何だろう?!ということが分かりませんでした。そして、分かったとしても、あまり私の中ではプロという言葉や一流という言葉は、自分で使うのには違和感がある言葉でした。何と比較してのプロなのか、何と比較しての一流なのか。どうもその 比較の世界での言葉に違和感を感じていたからかもしれません。しかし、今回高野さんの記事を読んで、なぜこの人はの周りにはこの人を応援したり、助けてくれる人が沢山いるのだろうかと考えました。まだまだ、一流のホテルマンとか、プロのホテルマンという言葉がつく前から、ずっと同じように支えてもらったり、導いてもらえるのはなぜなのかと考えました。それは、ホテルマンとして一流なのではなく、自分の初心に対して一流なのではないか。ホテルマンとしてプロなのではなく、自分の初心に対してプロなのではないかと感じました。誰かと比較しての「プロ」や「一流」ということではなく、自分自身の初心自体に「プロ」になれるのも「一流」の扱いうするのも、自分自身しかいないのだ。その自分自身の初心を正しく磨き、そしてその初心で「会社の理念」を通じて世の中の役に立とうと志す姿勢。それが、周りや運を動かすのだということを教えてくれているように感じます。4月、取締役になり一年が経ちました。去年初めて行った、「初心面談」を今年繰り返すのではなく、今のカグヤさんだったらどうすることが喜んでくれることなのかと考えたとき、「初心を応援できたり、一緒に深めたり、磨いたりできる文化を磨いていくこと」がカグヤさんが喜ぶことなのではと感じました。この「初心」というものと組織の「理念」が重なり合うことの幸せは、子どもたちに残していきたいことでもあり、この「初心」というものを一人ひとりが大切に出来るだけでなく、一人ひとりの初心を皆も大切にできることで「理念」を皆で磨いて幸せになっていける道なのではないかと思うのです。こう思うようになったのも、去年の3月の鹿児島の理念研修に連れて行っていただいたお陰であり、あれから自分の初心で生きるということの幸せを学べたのは本当にカグヤさんのお陰様、野見山さんのお陰様だと感じます。カグヤはそうやって一人ひとりを大切に、そしてカグヤさんの理念を大切にしていけるありがたい会社なのだから、カグヤさんの存在そのものへの感謝を忘れぬように、良い文化を長い年月かける想いで磨いていきたいと思います。