昨日は東日本大震災から14年。
弊社では毎年3月11日を「大切なことを忘れないDAY」とし、あの日のことを思い出し、有事の際にどう行動するかなどを振り返る時間を設けており、昨日はみんなでその時間をとりました。
今年は昨年4月入社した初参加のクルーも2名いたので、まずは「何のためにこの日を大切にしているのか」を確認し合い、あの日から数日のカグヤの動きや、初参加の2名もあの時はどのように過ごしていたのかなどを共有しました。
そして今年も「防災5箇条(新&旧)」を再確認しつつ、
◆防災鉄則の5箇条
第1条 危機意識の欠如、備えを怠るな
第2条 自然への畏敬を忘れるな
第3条 固定概念に縛られるな、最善を盡せ
第4条 自分のいのちを守ってから他人を助けよ
第5条 ピンチの時には野生の勘を取り戻せ
◆新防災鉄則の5箇条
第1条 危機こそ変化するチャンス、挑戦し行動を恐れるな。
第2条 人間を信頼して心を開いて謙虚と感謝を忘れない。
第3条 守られるより守る存在になろうと努力する。
第4条 みんなと助け合いつながる結の一員となれ。
第5条 心を落ち着け冷静に俯瞰して巧遅拙速を心がけよ。
片田教授の動画を見て、
14時46分には犠牲者の方々への黙とうをし、最後は振り返りを行いました。
私自身もあの時のことを色々と思い出す中で「確か当時もブログを書いてたな」と思い、久しぶりに見返してみると・・・
◆子どもたちへ残すもの
https://www.caguya.com/diary/2011/03/post_339.html
当時の状況もですが、心穏やかではいられず、頭も整理できていない状態の中で、自分の気持ちを言葉にして発信を・・・と、言葉を選びつつも正直な想いを綴った時の記憶が甦ってきました。
そしてあの大震災を機に「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」と自分たちなりに復興を始め、生き方や働き方を変えていったことが確かに今へと繋がっているし、あの震災がなかったら今の自分もカグヤもないような気さえし、改めて理念に育ててもらっている、守ってもらっている、導いてもらっていることにも気付くものがありました。
この場のおかげであの時の決意を思い出すと共に、暮らしを含め色々と慣れてきて防災意識が低下していたり、自分で考えずに流されている自分にも気付いたりと色々ありますが・・・
大切なことでもついつい忘れてしまうからこそ、こんな風に思い出し忘れないようにする場があることにも改めてありがたい気持ちです。
自分や自分の大切な人の命を守れるよう、何年経っても、カグヤの理念「子ども第一義」のもと、子どもたちのために何ができるのか、子どもたちに何を残していけるかを、考え行動し続けていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子