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大切なことを忘れないDAY 2024

東日本大震災から13年。

 

弊社では毎年3月11日を「大切なことを忘れないDAY」とし、あの日のことを思い出し、有事の際にどう行動するかなどを振り返る時間を設けていますが、昨日は出張と重なっていたこともあり、本日みんなでその時間をとりました。

 

 

まずは、改めて防災5箇条(新&旧)を再確認しつつ、この13年で感じたこと、心境の変化などをそれぞれに振り返りました。

 

◆防災鉄則の5箇条
第1条 危機意識の欠如、備えを怠るな
第2条 自然への畏敬を忘れるな
第3条 固定概念に縛られるな、最善を盡せ
第4条 自分のいのちを守ってから他人を助けよ
第5条 ピンチの時には野生の勘を取り戻せ

 

◆新防災鉄則の5箇条
第1条 危機こそ変化するチャンス、挑戦し行動を恐れるな。
第2条 人間を信頼して心を開いて謙虚と感謝を忘れない。
第3条 守られるより守る存在になろうと努力する。
第4条 みんなと助け合いつながる結の一員となれ。
第5条 心を落ち着け冷静に俯瞰して巧遅拙速を心がけよ。

 

そして、振り返りの後には、社長が選んできてくれた記事を皆で確認しました。

 

「釜石の奇跡」は奇跡じゃない。あの日、報じられた“美談”から私は逃れられなかった (buzzfeed.com)

 

3.11秘話「釜石の奇跡」の裏に共助のリレーがあった|特集記事|くらし×防災メディア「防災ニッポン」読売新聞 (yomiuri.co.jp)

 

今回もたくさんの気付きがありましたが、特に「自然の恵みに感謝して大事に使わせていただく」「共助」「守られるより守る」「自分で考え決めて行動する」ことを大事にしたいと感じるものがありました。

 

そして、あの大震災を機に「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」と自分たちなりに復興を始めたことが、今取り組んでいる「暮らしフルネス」にも繋がっているというか、ある意味原点でもあることを再確認。

 

毎年のことながらついつい大切なことでも忘れてしまうからこそ、こんな風に思い出し忘れないようにする場があることもですし、13年前から変化した「今」に合わせて防災を見直し、何ができるかを考え行動に繋げられる貴重な機会をいただけることも、本当にありがたいことだと感じています。

 

防災は誰かがすることではなく自分がすることである自覚を持って、有事の時に発揮できるよう、むしろ日頃から大事な存在を守ろうという意識で、繋がりや共助を大切にしていけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子