学び

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音楽祭

芸術の秋という言葉もありますが、
この季節になると、感性をくすぐるような「凛」とした
空気を感じられるように思います。

先日、子どもたちの小学校の音楽祭に行ってきました。

1年生から6年生まで、合奏と合唱の両方を聴いていると、
多くの子どもたちが嬉しそうに、楽しそうに音楽を奏でているのが
印象的でした。

私たちが小学生の頃は、「気を付け」「礼」というような号令をしっかりと守り、
厳かに列を作り、緊張感の中で演奏するというような感じが随分とあったものですが、、、

今の時代は、そういった形やルールというものを音楽祭という行事を通じて
守らせるよりも、音楽そのものに向き合い、楽しみ、味わう中での学びを
優先しているかのようでした。

各学年の発表時には、その他の学年の生徒から、
「~~!!がんばれー!!」といったような、応援の声や、
良い演奏の後には、自然と皆が立ち上がり、大きな拍手とともに、
「ブラボー!」という声も色々なところから聞こえ、
教員の皆さんの発表時には、自然発生的に生徒から「アンコール!!」と
声が上がったり、、、

同じ音楽祭でも、何を大切にするかで、こんなにも私たちの頃とは違うのかと
ビックリしました。

小学生にしか奏でられない最高の音楽がある。
今しか味わえない歌声がある。
先生と子どもたちと保護者や地域の方々の関係性でしか生まれない
「場」がある。

それらをしっかりと味わえる「音楽祭」を
来年も楽しみにしています。

ミマモリスト 眞田 海