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見守られた6年間

東京に4年ぶりの大雪警報が出された日、息子が6歳の誕生日を迎えました。

 

一年で最も冷え込む大寒あたりの誕生日なので、ほぼ毎年雪が降ります。産まれたその日も深夜に雪が降る中、病院へ向かったことを思い出します。

 

おかげさまで元気に明るく育ち、気がかりだった胃腸の弱さもだんだんと改善され、体調を崩すことも減ってきたように思います。

 

そんな息子ももうすぐ小学生ということで、今まで保育園で長所だと伸ばしてもらえたマイペースな性格は、小学校へ行ったら短所になってしまわないか…苦しい思いはしないだろうか…と心配ばかりが巡ります。

 

ちょうど先日は保育園の担任の先生との面談があり、息子の園での様子を伺うことができました。どうやらクラスの子は息子の〝ちょっと変わったところ〟を理解してくれていて、根気強く見守ってくれているようなのです。

 

例えば、皆で話し合って何かを決めようという時も、息子は構わず一人で本を読んでいます。それに気付いたお友達が話に入るよう呼びに来てくれますが、ちょっと話を聞くとまたフラフラとどこかへ行ってしまいます。そこでお友達は無理に輪に入らせるのを諦め、伝達役をしてくれるそうなのです。

 

そんなようなことが保育園では毎日繰り広げられているのですね。根気強く息子に接し続けてくれるお友達には頭が下がる思いです。〝無関心〟ほど悲しいことはないと思いますが、子どもたちは本能的にそうしないような心を持っているのだなぁと感じます。

 

そしてお友達にそうしてもらっているように、息子も真似して周りに対してそんな接し方をしてくれると良いなぁと、担任の先生のお話を聞いて思ったのでした。

 

とにもかくにも、親が心配ばかりしていたら子どもはもっと不安ですよね。きっと子どもの適応力を持ってすれば、小学校へ行っても大丈夫。皆に見守られてきた6年間があるから大丈夫。そう信じています。

 

 

美化コーディネーター
眞田 由莉