『父親保育』での検索結果一覧

保育園のお父さんたちと来週末に行う、
「父親保育」の打ち合わせを行ってきました。
保育園のお父さんたちがその日の保育を計画し、
日案を立てて準備をし、保育を行うこの「父親保育」
園長代理、用務、フリー、リーダー、サブ、調理、などなど
園の様々な役割をお父さんたちで振り分けして決め、
先生たちには外から見守っていただくサポート役として
見てていただく。
そのためにMTGを重ねて当日を迎える壮大な行事です。
今年の父親保育に申し込んできたお父さんたちは50名。
この行事が年々と人数が増えてきているのは、
この行事そのものに大きなやりがいや園とのつながり、
園児とのつながり、先生とのつながり、お父さんたちとのつながり
家族とのつながりと、、、様々なつながりが生まれるというのも
一つの要因のように思います。
娘も一昨年卒園し、息子が今年卒園するので、
そんな素晴らしい行事に参加するのも、今年で最後。
さみしい思いを感じていましたが、
昨日の打ち合わせでは、先生から
「OB父親保育」のことを考えているとお声がありました。
自分たちの代の子どもたちや
自分たちがお世話になっているときだけ
子どもたちを見守っていく存在から、
卒園しても、その地域の子どもたちを見守り続けていくことができること。
「見守る」ということを在園期間中だけでなく
ずっと深めていくことができるということ。
30年続ければ、OB父親保育のつながりは
地域を見守っていく町会を超える存在になっていくのでは
また、卒園した子どもたちも参加できるようになったら
それまた見守りの目と体験が増えていくと
お父さんたちも盛り上がりました。
子どもたちを先生や親だけで見守っていく社会から、
地域やその地で育った子どもたちも含めてみんなで
見守っていく。
そんな壮大な計画が実現したら
本当に素敵ですよね。
実現に向けて、現保護者として、
またOBとして、歩んでいけたらと思います。
ミマモリスト
眞田 海

今日は息子の保育園での最後の親子遠足でした。
歩く体力もなく、転んでけがをしたわいわい組の時のことや
まだまだウォークラリーの楽しみを味わいきれなかったらんらん組の時のこと。
この数年のことが自然と思い出されます。
今年はどんな姿を見せてくれるのだろうとみていると、
すいすい組としてしっかりとみんなをまとめる役に立ち、
地図を読むのが得意だったり、じっくりマイペースなところを活かしたりと、
ウォークラリーを存分に楽しんでいるのが印象的でした。

私も今年は、午後の飛行機に間に合うようにと
出張の準備のままに参加しましたが、
11時半には出なきゃいけないことを伝えると、
「よし、それまでにがんばろう!」と協力してくれ、、
無事に11時25分にゴールすることができました。

昔は、親子遠足といえば、親が地図を見て
親同士で協力してゴールに向かう印象が強かったですが、
こんな風に、子どもたちで協力して、道を見つけ、
観察し、クイズに答え、しまいには大人の都合も快く受け入れてくれ、
間に合うようにゴールしようとする姿を見ていると、
子どもたちの成長を感じられ、、、
やはり行事というものは積み重ねていくほどに
味わい深いものになっていくなと感じました。
そもそも、この親子遠足は自分たちの住んでいる
地域、地元をより深く知ることができる行事であり、
そして、その地に住む親同士の交流や親交のための行事でもあります。
今年も、遠足中にたくさんのお父さんお母さんと話し、
今度控える父親保育に参加するお父さん同士のあいさつの場にもなり、
午後は仲良くなった親同士で一緒にそのまま公園で遊び、
そして夕方からはみんなでご飯を食べに行ったりとあったそうです。
送り迎えの時しか話すことがない保護者同士からすると、
この親子遠足はとても大切な行事だと改めて感じます。
親同士が仲が良いと、子ども同士も仲良くなりやすいですよね。
年度の初めにこの行事を持ってくる理由も良さも
毎年参加しているとよく感じられます。
園の理念の一つに、「園にかかわる人々が幸せになる」ことを
掲げていますが、改めてこうやって行事を通じての理念実践を
実感するありがたい機会となりました。
ミマモリスト
眞田 海

こんにちは、眞田です。
秋も深まってきました。
子どもたちも食欲の秋と言わんばかりに
モリモリとご飯を食べています。
釣られて私も・・・(笑)
そんな中で先日、保育園の運動会がありました。
子どもが自ら、プログラムの中で取り組むことを
選択していけることも素敵だと感じますが、
それと同じく、それぞれのプログラムごとの発達を
子どもたちが取り組んでいる最中に解説してくれるのが印象的です。
小さい子どもたちの競技を見ていると、
あぁ、昔はうちの子どもたちもこんな感じだったなぁ、、、
という懐かしい想いや、
父親保育で実際に保育をして関わった子どもたちの
競技となると、見る目線ももはや親目線です(笑)
私も保育園に来るようになって3年が経ち、
保育園との歴史も少しずつ積み重なってきましたが、
0歳から預けているお父さんや3人も4人も子どもを預け続けて来た
お父さんたちは、園児たちとの関係性も、園との関係性も、先生との関係性も、
長く深い歴史があることを感じます。
午後の競技は親子一緒に行うだけでなく、
同じグループ同士の親子で協力する競技です。
グループごとになって、折り紙で手裏剣を折っていき、
その折り紙を使って玉入れのような競技を行いましたが、
単純な「競争」という競技ではなく「親子」や「親同士」「子ども同士」の
協力を促す競技と言うのは、見ているだけの競技よりもずっと、思い出に残り、
園や子ども達、大人たちとの絆、歴史が深まっていくと感じます。
運動の競技一つにも、沢山の意味を含ませることが出来るという事。
私たちも、一つの取り組みを大切に。
「もったいない」ことをしないようにしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海

週末は、地元のお神輿を担ぎました。
同じ保育園の保護者からお誘いを頂いたお蔭です。
子ども達の暮らす土地。
保育園の横にある神社。
その氏神様の見守りのお蔭に感謝し、
地域を練り歩く神輿に参加させて頂けたという事は
本当に有難いことです。
是非、これから毎年の感謝の実践、
地域と暮らす実践として、学ばせて頂ければと思います。
思えば、保育園に途中入園してからというもの、
沢山お保護者の方からお声掛けを頂き、
色んな事に誘っていただき、今があることを感じます。
保育園の事が右も左も分からないとき、
声を掛けて下さったお父さん。
地域のお祭りも、父親保育も、
沢山のお父さん達のお蔭で参加させて頂きました。
来週末には6家族でキャンプに出掛けますが
これもまた、有難いことにお誘いを頂きました。
娘にとっても息子にとっても、
お友だちと過ごすキャンプは初めてです。
思えば、この夏初めて
子どもたちはお友だちと出かける機会となります。
お声を掛けて頂けるというのは、
本当に有難いことです。
都会の子どもたちが自然の中で過ごす体験と言うのは、
その子どもたちにとってどんな意味を持つのかは分かりませんが、
どんなことにも、必ず意味があるからこそ、
その意味を有難く味わっていきたいです。
そして何より、こうやって頂いている「ご縁」を
自分の為に使うのではなく使っていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海

今日は個性について学ぶ一日となりました。
特に印象的だったのは、
誰か一人を着目してみていると自然と
「みんなと違う」
という価値観が生まれるのだという事でした。
それは、その人の事を自分が思う平均と言うものと比べてしまうからだと気づきました。
その証拠に、仲間の事を一人一人見ていくと、
誰もが平均的な人など見つからず、
「みんな違う」
と言うことに気付き、安心したり、気にならなくなります。
家に帰り、子どもを見ている時にも思ったのですが、
自分の子どもばかりを見ていると、
「うちの子は、皆と比べて随分と変わっているんじゃないか・・・」
と気になってしまいましたが、
頭の中で思い出すのは先日の父親保育の事です。
一日中クラスを見て回る中で、
他の子どもたちの事も理解してきますが、、
そうやって周りの子の事も思い浮かべてみたり、
どんな子どもかが分かってくると、
自然とみんながみんな違うんだという事を実感でき、
安心しました。
肝心なのは、自分が見ているその人以外の事を
自分自身が知らない、分からないからこそ、不安になるのだと思いました。
だからこそ、一人ではなくみんなで協力していく事は
お互いの個性を知ることになり、皆の違いを知ることになるのだと感じます。
改めて、そういう意味での父親保育としての意味深さを感じています。
個性は一人では発揮できないものだからこそ、
皆と一緒にお互いの個性を活かしあい、輝かしていく事を
大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海

父親保育を体験させて頂く中で、
見学者の方から何度も同じご質問を頂きました。
「なんでこんなにお父さんたちが集まるんですか?!」
それを先生方にもお聞きしましたが、、
実際に参加しているお父さん達にお聞きしてみると、
「嫁さんにお尻を叩かれて」
「楽しかったのでまた。」
「他のお父さん達に誘われて」
「面白いって噂だったので」
など色々と動機を聴かせて頂きました。
その中でも、他の保育園から転園してこられたお父さんのお話の中に、
「ここの保育園の雰囲気や先生方の優しさが前の園とは全然違う。
 素人目に見ても保育の質が全然違う事が分かる。それで興味を持った」
とも教えてくれました。
懇親会の二次会でも同じ話題となった時、
最終的にはお父さん方皆さん、共通の言葉に落ち着きます。
「楽しいからだよね」と。
先生方のお父さん達に対する眼差しや、
環境づくり、声掛け。
どれもが心地よい見守りを感じるのは、
子どもたちだけではないのかもしれません。
そんな中で、楽しませてもらっているからこそ、
また参加したくなる。
今月のカグヤのテーマも
「一緒に楽しむ。」です。
先生方からもお父さん方からも
楽しみ方を学んでいきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海

保育園では父親保育という行事があります。
お父さん達で園長やフリー、各クラスのリーダーやその他役割を決めて
当日に向けて、どんな保育をしていきたいか、どんな準備が必要かなどを
話し合って決めていきます。
皆さん仕事をしながらのやり取りの為、
メールでのやり取りが増えますが、、、
タイムラグもあったり、意見をまとめることが大変だったり、
リーダー役も初めてなので何をしたらいいか分からなかったり、、、
と最初は戸惑います。
私も去年初参加、役に就くのは初めてなので分からないことばかりですが
有難いのは、ベテランのお父さんたちです。
過去の父親保育で良かったこと、良くなかったこと、
色々とお話を募ってみるとお聞き出来ます。
その中でも、
「個人的には父親保育ってバランスが難しいかなと思っていて、
楽しんでもらいたい反面、きちんと保育に取り組んでほしいとも思うんですよね。
そこがうまいバランスになるといいですね。」
というお声を頂きました。
お父さんたちが保育を楽しめるにはどうしたらよいのだろう。
そう思うと、まずはリーダーのお父さんたちが楽しめることが大切なのかもしれません。
お互いに応援し合ったり、協力し合ったり。
物事を進めて行く事よりも楽しんで味わっていきやすい関わり方。
父親保育2年目は、
そんなことを大切にしていきたい‼‼と感じたものの、
もうすでに父親保育も目前です (笑)
まずは今年、自分に出来ることを精いっぱい行い、
味わえることはしっかりと味わい、体験を楽しみ、
来年の最後の父親保育に活かしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海

子ども達の風呂に入ると一日の事を色々と教えてくれます。
「今日は手伝い保育の日だったんだよ~」
「澪と~ちゃんだけでぐんぐん組の子ども達のお着替えとか
 エプロン着けたりとかできちゃうんだよ~」
と、お手伝いをすることが「楽しみ」であったり、
「誇り」であったりという言葉がどんどんと出てきます。
そして、1歳のクラスの子ども達の名前をちゃんと憶えて
お姉さんとして、一人ひとりの子どもの特徴を話してくれました。
私も父親保育の時は1歳のクラスだったので、
1歳児のクラスの保育談義に華が咲きます。
「~~ちゃん、パパが父親保育の時によく見てた子でしょ?
 絵本は読みたがらないけど、~~はしたがるんだー」
「1歳の子達とプールはいると面白いんだよー!だってね~~~~」
と、それはまさに、「見守れる子ども」に育っていくことそのものです。
自分の事ばっかり話していた時期があったかと思えば、
お友だちの事、小さい子たちの事、弟の事、
そんなことを話すようになっていく娘を見て、
本当に有難い環境で有難い育ちをしてくれているのだと
改めて発達を「有難い」と感じる瞬間でした。
子どもの存在を丸ごと信じるという事。
学ばせて頂くという気持ちで子どもの言葉を聴く事。
自分の価値観ではなく丸ごと受け入れる事。
相手の気持ちに寄り添う姿勢を忘れない事。
ありがとうの気持ちで聴く事。
まだまだ、未熟ですが私も娘たちのように
環境を有難く頂き、発達していきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海

昨日、香川の園さまにお邪魔させて頂きました。
地域性についてのお話になった時、
実は都会よりも田舎の方が地域との関わりが
薄くなりやすい現状があるという事を教えて頂きました。
それは、電車やバス、自転車、徒歩で
登園できる都会の場合、自宅までの間に
沢山の地域との関わりを持つことが出来ますが、
田舎の場合、園を出たら車に乗ったら家に着くまでは
地域と関わることが中々できないという事でした。
保護者同士の関わる機会も園内を出てしまうと
少なくなり、地域の老人との関わりも少なくなります。
最近では、老人の方々が子ども達を見守ろうと
声をかけると、不審者扱いをされてしまうという事も
あるとお聞きしました。
そういった環境の中で、地域の方々との「対話」が
不足してくると、地域の方々との協力が薄れ、
お互いの権利の主張が始まることもあると教えて頂きました。
公園の使い方も、普段に対話をしていれば、
お互いに譲り合ったり、一緒にやったりということが生まれますが、
対話がないと、この時間には使うな、とお互いに要求を突きつけ合う
そんな事態も生まれていると言います。
それは、保護者と園さんとの関係も同じだと仰います。
園と保護者がただの情報伝達や情報交換のような会話をするだけではなく、
お互いに子どもの事についての「対話」が不足していけば、
やはり、お互いに権利の主張や要求を突きつけ合う事につながるのだと
私自身も感じました。
先日、私の子どもが通う保育園で、「父親保育」をさせて頂きました。
まさに、園と保護者とで一緒に「保育」について話し合い、
やってみてどうだったかを振り返り、体験を分かち合い、
喜び合うという経験を通じて、ただの「利用者」ではなく「ファンや協力者」に
心がどんどんと変わっていく事を感じます。
「対話」は保護者や地域を変えていくとても大切な取り組みなのだと
改めて学ばせて頂く機会となりました。
ミマモリスト
眞田 海