ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/08/11

「見守れる子」

子ども達の風呂に入ると一日の事を色々と教えてくれます。

「今日は手伝い保育の日だったんだよ~」
「澪と~ちゃんだけでぐんぐん組の子ども達のお着替えとか
 エプロン着けたりとかできちゃうんだよ~」

と、お手伝いをすることが「楽しみ」であったり、
「誇り」であったりという言葉がどんどんと出てきます。

そして、1歳のクラスの子ども達の名前をちゃんと憶えて
お姉さんとして、一人ひとりの子どもの特徴を話してくれました。

私も父親保育の時は1歳のクラスだったので、
1歳児のクラスの保育談義に華が咲きます。

「~~ちゃん、パパが父親保育の時によく見てた子でしょ?
 絵本は読みたがらないけど、~~はしたがるんだー」

「1歳の子達とプールはいると面白いんだよー!だってね~~~~」

と、それはまさに、「見守れる子ども」に育っていくことそのものです。

自分の事ばっかり話していた時期があったかと思えば、
お友だちの事、小さい子たちの事、弟の事、
そんなことを話すようになっていく娘を見て、
本当に有難い環境で有難い育ちをしてくれているのだと
改めて発達を「有難い」と感じる瞬間でした。

子どもの存在を丸ごと信じるという事。
学ばせて頂くという気持ちで子どもの言葉を聴く事。
自分の価値観ではなく丸ごと受け入れる事。
相手の気持ちに寄り添う姿勢を忘れない事。
ありがとうの気持ちで聴く事。

まだまだ、未熟ですが私も娘たちのように
環境を有難く頂き、発達していきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海