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聴福庵

古民家甦生の取り組み

自社農園でのお米づくりや野菜づくり、社内ガーデンや天然酵母パンづくりなどを通して「生き方」を学んでいます。

暮らし

赤しそが消える・・・

昨日に引き続き、梅干しづくりについてです。

 

◆土用干し
https://www.caguya.co.jp/kurashi/49856.html

 

土用干しもして、本漬けのために「赤しそ」の準備を・・・と思い、近所のスーパーや道の駅など4軒ほど問い合わせてみたものの「もう時期が過ぎておいてません」と、悲しい返答が・・・。

 

先月の本漬けの時には、お店に大量に並んでいたのを記憶してましたが、ちょっと時期がずれるとこんなにもなくなってしまうとは誤算でした。

 

◆梅干し(本漬け)
https://www.caguya.co.jp/kurashi/49667.html

 

そこで、暮らしフルネス農園の土地をお借りしている方に、ダメ元で聞いてみたところ・・・

 

「もう時期が終わり頃であんまりよくないけど、それでも構わなければどうぞ」と、ありがたいことに畑の赤しそを頂くことができました。

 

 

 

 

また、その方もちょうどお庭で土用干しをしていたこともあり、

 

 

色々梅干しづくり(赤しその準備)についてお聞きしてみると、

 

下の方の葉はいい色が出ないので、上の方の若い葉を都度都度とって、塩漬けにして準備している・・・とのこと。

 

 

天日干しのタイミングで一緒に赤しその塩漬けなどもしないといけないと思っていたので、一気にやらなくてもちょっとずつやる方法もあるのか! と、ビックリ。

 

そして、来年は自分も畑で赤しそを栽培してみたいなぁと思いました。

 

今年初めて梅干しづくりに挑戦したこともあり、まだ基本や全体の流れがよくわかっておらず、「次の工程は何だっけ?」「赤しそがない時はどうすればよいのか?」「梅の皮が破れてどうしよう・・・」「梅酢が足りない」など・・・、本やネットの情報を見つつも、疑問だらけだったり、

 

土用干しの際に、太陽の向きや雲の動き、空の様子などに2日間注意をはらい続けたり、(途中小雨が降るというピンチも・・・)

 

赤しそが店頭から消えるのを目の当たりにしたりと・・・

 

改めて、自然のタイミングに合わせることの難しさを実感しつつ、学ばせて頂いてます。

 

また、そんな困難のおかげで、赤しそを頂いたり梅干しづくりについて教えて頂いたりと助けてもらい、かえって人との繋がりが感じられるような豊かな体験も頂いた気がします。

 

そんなわけで、予想外のことばかりで、思った以上に大仕事となった今回の梅干しづくり。

 

その作り方は、人によって、家庭によって、地域によって色々ありそうなことも分かってきたので、毎年つくってみることで、基本をおさえながら自分でも身につけていき、日本の食文化に古くから親しまれてきた梅干しを伝承していけたらと思います。

 

 

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子


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