自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/07/18

海の日

本日は「海の日」ということで、

ここ数年、恒例になってきましたが、
友人が暮らす、千葉県館山へ遊びに行きました!

館山_160718

「海の日」について調べてみると・・・

もともと7月20日が「海の記念日」であることにちなみ、
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを
趣旨として制定され、1996年から施工された国民の祝日でしたが、

2003年からは「ハッピーマンデー制度」により、
7月の第三月曜日に移動したようです。

そしてこのもとになっている「海の記念日」は、
1876年(明治9年)、明治天皇の東北地方巡幸の際、

それまでの軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、
「7月20日」に横浜港に帰着したことにちなみ制定されたといいます。

この「ハッピーマンデー制度」といえば、
同じく、成人の日、敬老の日、体育の日なども、

この制度によって「○月の第○月曜日」と、固定的なものとなり、
本来の由来とは関係ない日に移動していますが、

このように、国民の祝日には、
そもそも意味があって、その日になっているわけで、

改めて、そうした由来から考えてみると、
この「ハッピーマンデー制度」には、
どうも不自然さを感じ、どこか違和感をおぼえます。

月曜日を国民の祝日とする事によって、
土・日曜日と合わせた3連休とし、
余暇を過ごしてもらおうという趣旨のようで、

実際、自分自身も「3連休だー♪」と喜んで、
祝日を過ごしたりもして、

ある面では、とてもありがたいものですが、

やっぱり、そもそも本来の祝日の意味が失われ、
子どもたちに継承されなくなってしまうことには、
危機感をおぼえます。

自分自身も、知らないことばかりですが、
今一度、そもそもの由来や意味など、
注目していきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子