自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/07/06

本来の姿になるには

本日は、月に一度の「初心会議」の日。

毎月この日は、
クルーやミッションパートナーの方々が集まり、

色々な理念実践を行ったり、話をしたりして、
皆で理念や初心に立ち戻る場になっていますが、

そんな中で、あるミッションパートナーの方が、
自然から学んだ話を、共有して下さいました。

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最近、植物を育てている。

動機は、家の中でPCまわりに緑がほしいと思い、
室内で育つ気軽な植物を買った。

そんな中で、ちょうど花屋の店主と話をする機会があり、

「植物は、大前提として外で育てないとダメ。
 水やりとかも1回やるとプランターの下にたまって
 便利なのがあるが、

 やっぱり底に穴があいてて、
 上から流して下から出てくる状態にしないと、本当はダメ。」

と言われた。

なので、ベランダに出して育て始めてみた。

すると、全部枯れた。

「大事に育ててたのに・・・。」と思い、
とりあえず水をあげてたら、芽を出した。

でも、その後
日差しで葉焼けした。

そんなことを繰り返す中、
3番目位には、強靭なのが生えてきて、
葉焼けもせず、ぐんぐん成長した。

カグヤがやってることって、意外とこういうことなのでは。

本物になるには、一度枯れないといけない。
劇的な変化がある。

あまりの変化に、打ちひしがれたりするが、
そこを乗り越えたら、これが本来の姿だった

・・・というようなことなのかもしれない。

小さな植物だったが、そんなことを感じた。

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こんな話をお聞きして、
「確かにそうかもしれない」と共感するものがあり、

やっぱり、本来の姿になるには、
失敗をおそれ、何もせずにいたり、
できることだけやるよりも、

可能性を信じて、挑戦をしていきたいと感じました。

自然はいつも、その姿から本当のことを教えてくれるからこそ、
自分自身も、もっと素直に自然から学んでいけたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子