自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/07/07

七夕の室礼~2016年~

今日は七夕ということで、
社内も「七夕」をテーマにした室礼です!

七夕室礼_160707

織姫と彦星が一年に一度だけ天の川で出会う・・・
そんなロマンチックな話で知られる七夕ですが、

実は、七夕行事には幾つか流れがあり、

中国の「星祭伝説」と「乞巧奠(きこうでん)」の行事、
日本古来の「棚機津女(たなばたつめ)」の伝承、
水で穢れを払う伝承や夏の収穫感謝祭など、

それらが複合して、
各地の七夕の習慣ができあがったようです。

そんなわけで、今回は、
夏野菜や五色のそうめん、短冊を盛りましたが、

他にも「織物」を長板の上に敷いてみることに。

七夕室礼2_160707

こちらの織物は、ちょうど先日、
仲間が早織体験をしてつくったもので、

爽やかな青だったので、天の川に見立て・・・

更には、

「村の災厄を除いてもらうため、
 棚織津女が機屋(はたや)にこもって、
 神聖な織物を織って捧げ、
 天から降りてくる、神の一夜妻になる」

・・・という、七夕の由来のひとつでもある
「棚織津女」の話を思い、

織物がちょうどピッタリだなぁとと思って
仲間から、お借りしました。^^

こんな風に、仲間とコラボした室礼は、
いつも以上に、楽しい気持ちになることを感じ、

今回の室礼を通して、
繋がりや活かし合いを体感する機会にもなりました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子