自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/10/21

工事現場

先日、会社付近の工事現場を通る際に、
通り道の誘導をしてくれる警備スタッフの方が、

「こんにちはー。大丈夫ですよ。」と
笑顔で声をかけて下さり、

そこで働く現場作業員に対しては
「人が通りまーす!」と
大きな声で、呼びかけていました。

今までも工事現場付近を通過することは
何度もありましたが、

あまりそのような雰囲気での
挨拶や声掛けを受けたことはなく・・・

その方の「安全・安心を」の気持ちが伝わってくる
美しい働き方に感動し、
すがすがしい気持ちを頂きました。

ややもすると、
工事作業によって道を塞がれてしまったことで、
通行人が不快な気分になる可能性もありそうですが、

むしろ、決してマニュアルどおりではない
その方の心の寄り添いのおかげで、

「この道を通ってよかった」と思える程でした。

ただ通行人を誘導すればよい・・・と
業務をこなすような「不自然な働き方」ではなく、

そんな気持ちのよい応対ができる
「心の余裕」や「働く姿勢」を、

私自身も大事にしていけたらと思います。

工事現場

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子