自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/05/04

「育つ環境」の重要性

本日、約2ヶ月ぶりに実家の畑に行き、
小麦の成長っぷりに、驚きました!

先月半ば頃に「穂」が出ているのが確認できたことは、
父親から聞いていましたが、

もう花も咲いていたり・・・

背丈も、去年の同じ時期では、1m程度だったのですが、
今年は高いものでは1m30cm程まで伸びており・・・

この春の2ヶ月は、冬の2ヶ月とは比較にならない程の成長具合でした。

また、社内プランターの小麦や、
仲間のクルーの庭で育った小麦に比べても、
畑の小麦からは、明らかに強い勢いを感じ・・・

どれも、去年収穫した同じ種(麦)だったにも関わらず、
環境の違いでこんなにも成長具合が変わることがとても衝撃的で、
「育つ環境」の重要性を改めて感じました。

プランターの小麦は、どんなに頑張っても、
畑の小麦のように育つのは難しいと思います。

それは、決してプランターの小麦の力が弱かったわけではなく、
小麦を取り巻く環境が、畑に比べて不自然だったからでしょう。

これは、小麦に限らず、私たち人間にとっても同じことだと感じ、
「そもそもの力が最大限発揮できるような環境を用意しているか?」という視点を、
大事にしていきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子