ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/07/30

「煎り酒」

もうすぐ月に一度の全体会議です。

今月の私の担当は「モーニング」です。
全体会議の朝は、みんなで朝ごはんを囲むところから始まります。

そのモーニングの準備をと言うことで、
今回は日本古来の調味料を深めてみようという事で
まずは「煎り酒」に挑戦してみました。

そもそも、日本に醤油が生まれる前、
江戸時代に煎り酒は使われていました。

日本酒に梅干しと鰹節を入れ、
半量に煮詰めて濾したものなのですが、
醤油のように個性が強いわけではなく、
それでいて梅の風味とカツオの旨みがあり、
未だに高級料亭では使われているというものです。

煎り酒は、淡白な食材の味を引き出す特性があるということで
日本料理の要として使われているとも書かれていました。

古くからある日本の味を
そして「引き出す」という事の意味を
皆で味わってみたいと思い、作ってみました。

作る途中も醤油のような香りがしたり、
旨みがたっぷりの香りがしましたが、、、

IMG_4244

この調味料でどんなモーニングを作り出せるのか
週末にいろいろと考えてみたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海