ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/07/29

「ライトワーク」

昨日訪問させて頂いた園さんでは
保育の面白さに気づき、熱中する人が
一人、二人、と増えていき今では本当に「楽しそう」に保育を語り、
課題を語り、成長を噛みしめていらっしゃいました。

なぜ保育を変える時に「大変、苦しい」ではなく「楽しい」と思えるのかを
お聞きしてみました。

すると、

「いやぁ、園長が楽しそうに保育をみていたり声掛けしてくれたり、
僕たちや環境、子ども達が変わっていくのを楽しそうにレポートにしてくれたからです。
お蔭で刷り込まれました 笑」

と笑って仰います。

最初は疑心暗鬼だったものも、園長の見守りの姿次第で
そんなにも変わってくるのだと改めて感じさせて頂きました。

論語に「知好楽」とありますが、

知っているものは、好んでいるものに敵わず、
好んでいるものは楽しんでいるものには敵わない

と言うような意味であったと思います。

まさに、園長は保育を知っているのでも、好んでいるのでもなく
楽しんでいるという事だったのかもしれません。

働き方も、

食べていく為のライスワーク
好きな事や自分らしい仕事をするライクワーク
人生をかけた仕事をするライフワーク
人や世間の光となって照らしていくライトワーク

とあると良く聴きます。

この保育と言う仕事において、子ども達の為にと
楽しんで働く人々は自然とライトワークになっていくのだと感じます。

ミマモリスト
眞田 海