ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/07/20

「我慢」

私のメンターより、「大丈夫?最近、我慢はしていませんか?」
と心配のメールを頂きました。

丁度私がお酒を辞めたこともあり、お酒を我慢しているのではないかと
ご連絡を頂いたのですが、そのメールが本当に有難く学びの深いものでした。

「『我慢』とは、『貸し』を作るようなものです。本当は『~~したい』けれど、
それを我慢しているという事ですから『貸し』を作ることになります。
貸しを作っている人は皆傲慢になりやすくなりますのでご注意を。
『~できない』ではなく『~~する』と言う風に考えてみてくださいね」

とありました。

これは、大きな教えだと感じました。

何か悪習慣を辞めたとして、それがただの我慢になっているだけでは、
「~~を辞めたんだから」という理由で何か別の憂さ晴らしをしたり、
「させて頂いている=感謝」の状態の真逆「してやっている=傲慢」
になるのだと教えて頂きました。

どれもこれも、自分がなりたい人物像や生き方の為に、
こうやって機会を頂いているにもかかわらず、それを不満と傲慢で
受け取っていては、心が変わるはずもないのだと教えて頂きました。

それこそ、「お蔭様で、~が出来る。~に近づける。~に気付ける。」
と、感謝の気持ちで居続ける方が同じ「断つ」と言う事でもまったく
身につくものが違うのだと教えて頂きました。

幸いに、今回は皆さんの見守りの中で気付かせてもらい、
その見守りのままに悪習慣を断つことが出来ているので
「感謝」がベースにありますが、これがいつ、自分の我欲に呑まれて
「傲慢」が出てくるか分かりません。

本当にまたこのタイミングで有難いメールを頂いたと思います。

皆様の見守りに感謝し、豊かに変わり続ける日々を歩みたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海