ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/03/04

「見え隠れする教え」

不思議なもので、自分自身を振り返ると同じ人と一緒に居ても、
心の距離が近しいと自分が感じていると 家族や仲間や友人という風に捉え、
近しいと感じていないと 他人と捉え、
遠いと思えば 敵と捉えたりします。

目指しているものが同じ方向と感じていると 家族や仲間や友人と捉え、
違う方向と感じていると 他人と捉え、
真逆と感じていると 敵と捉えたりします。

私自身が誤解して思い込むことでも捉え方が変わってしまう事を想うと、
実際に相手がどうなのかは正直なところ関係はないのかもしれません。

相手が敵か、仲間か、友人か、他人か。
全ては自分の価値観が決めているのではないかと思うのです。

自分が不安な時、人の話をちゃんと聴けない、共感できない、受容できないとき。
「今」に対する感謝を忘れて、不満や不平の心に満たされているとき。
私はよく、それに陥ります。

しかし反対に、感謝の心を忘れていないときは、
距離も方向も関係なく、「有難い存在」であることに気づきます。

妻なんかが良い例で、、(笑)

自分の価値観に近しい時は妻よ‼‼と思い、
近しいと感じていないと不信に思い、
遠いと思えば、やっつけてやる!!と思ったりしますが、、

実際のところ、近しいと感じていないときは、
そもそも自分の思いやりが不足していたり、
遠いと思っている時こそ、
自分の傲慢なこだわりが一番見え隠れしている時だったりします。

そもそも、相手がどうであろうと自分の決めた生き方には関係ないわけで。。。

『「あなたに出逢えてよかった。」そう思ってもらえる一期一会の生き方をする。』

これが私の初心ですが、それは

『「あなたに出逢えてよかった。」と自分自身が思える一期一会の生き方をする』

ことが前提です。

その自分の初心に対して、いつもどんな時も、天は出来事を介して
「教え」を下さっているのだと感じます。

距離を感じたり違和感を感じるときほど、
その「教え」のサインなのだと受け取ること。

「お客様は神様だ」という言葉を聴きますが、
そんな「教え」を身近な人からもお客様からも、仲間からも
しっかりと受け取れる自分自身でありたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海