ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/05/31

「軸足」

子どもにはこんな子どもに育ってほしい。
また、悪いことをしたときは強く叱ってでも分かってもらいたい。

親として我が子を見ると、そういった「気持ち」が湧いてきます。

素直でいて欲しい、優しくいて欲しい。
そんな願いと共に、悪事や人を傷つけることを見ると、
叱っては、親として反省することばかりです。

その時の自分は相手を変えようと思っています。

それは、相手が変わろうとするのを手伝ったり
応援したりする心ではなく、

相手が変わらないと思い込み、
自分が変えようとしてしまう心です。

自分が変わろうとするのではなく、
相手を変えようという自分自身は、、、

相手は自ら育つと信じていなかったり、
育つための環境に自分がなっていなかったり。

自分の思いに相手を寄せようとする前に、
自分自身の心を相手に寄せていけるひとでありたい。

気が付くといつも軸足が自分に置かれてしまいますが、
こうやって日々、子どもたちから学び、
教えを受けては、歩んでいける今を有難く歩んで
味わっていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海