ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/04/12

「頂いている願い」

無事に父の法事を終えることができました。

お坊さんからも、
「この法事は故人から頂いたご縁や願いを改めて感じ、
自分が故人ご先祖様に活かされているという事に気づき、
自分を振り返る一日です」

という言葉を頂きました。

こういった機会があるからこそ、
自分中心の考えからお蔭様や感謝の気持ちを
自分自身が取り戻せるように感じます。

お経の間、父の写真を見ていると、
何故か不思議なことに、開高健の「オーパー!」という本を読んでいる
父の姿を思い出しました。小学生のころの事でしょうか。

なぜ思い出したのかは分かりませんが、
きっと天国でも開高健のように好きなことをしているのかもしれません。

父とのつながりを感じる為にも、私も読んでみようかと思います。

また、翌日が今度は母の誕生日だった為、
法事を終えて家族で誕生日会をしました。

母がいつも小さい携帯で子ども達の写真を見ているというので、
兄弟たちからということでタブレットをプレゼントしたのですが、

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そのタブレットの箱に入れらていた
孫娘からのお誕生日メッセージを見つけると、、、

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こうやって、みんなが嬉しそうに
楽しそうに過ごすことが出来る時間が本当に有難く、
幸せな時間であるように感じます。

法事の中で、お坊さんから
「私たちは自分の願い通りに生きているのではありません。
故人や先人の願いの中で生きているのです」
という言葉を頂きました。

その頂いている願いを、真心で受け取ることが出来たとき、
幸せや豊かさを頂けるという事なのでしょうか。

自分の願いばかりで生きようとするのではなく、
頂いている願いと一緒に歩むことを大切にしていきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海