ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/08/02

「まなざし」

今日お伺いさせて頂きいた園さんでは、
広い廊下が子どもたちの怪我の原因となり
困っていたそうです。

言葉で注意を促しても、
走り回り、頭と頭をぶつけてしまったり、
そんな事が絶えなかったようです。

そんな時、禁止や注意を促すことではなく
環境を変えてみようとこんなものを用意してみたそうです。

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大人もこの上を歩いてみたくなる長さです。

ドーンジャンケンポンをしたくなっちゃいますね^^

環境を変えてみると、
走る子どもたちがいなくなったり、
子どもたちの遊びが増えたり、
保護者と手を繋ぎながら渡って帰る姿も良く見られるようになり、

とっても良い環境になっていっているそうです。

仕事でも、何か問題や事件が起きると、
「禁止」や「注意を促す」ことや「意識を変えさせる」と言う風に、
相手を変えようという思考で物事をとらえてしまいがちですが、

こんな風に、相手を変えようとするのではなく、
環境を変えて行こうという思考が、
実際には相手を変えるどころか、
よりよい福を招いてくることに繋がるのだぞと
メッセージを頂いたように思います。

自分自身のまなざしに注意して歩んでいきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海